テレビや本、インターネット。現代はその気になれば情報は簡単に手に入る。ただその情報が正しいかどうかは誰も保証してはくれない。
この日本酒が美味しいですというレビューがあったとする。それをみた自分がその日本酒を美味しいですとそのまま人に勧められるのか?結局はレビュー書いた人の主観であって実際に美味しいかどうかは自分で確かめて判断するしかない。
にも関わらず平気でこの日本酒美味しいよって自分で確かめもせずに人に勧める人がいる。
テレビでは自称専門家がこのままでは日本が壊滅すると言ってるのを間に受けて危険を煽ったり買い占めに走ったりしてる(ミスチルの歌詞みたいだな笑)。
Youtube配信をやってるある評論家への質問に「どの評論家の意見を信じたらいいでしょうか?」という質問があったそうだ。
ちなみにそのYoutubeの評論家の言うことは何故か信じるようだ。
何を言ったかではなく誰が言ったかで情報を取捨選択をしている。こんな恥ずかしい行動をする人間がいるのが今の日本の現状だ。
以前違う記事でも書いたが自分の頭で考えもせず行動する人間は害悪でしかない。
本当に行動力のある人間は考えることも含めて行動と考えている。
デンマークの中学二年生の公民の教科書の最初には
「メディアは嘘をつく」
と書かれている。
日本人の感覚からすると結構過激なことを書くんだなと思うだろうが、今の日本人にこそこの言葉が必要ではないかと思う。